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抗癌治療のこと

3週間に一度の抗癌治療も27回目の日がとっくに過ぎてますが
延期してもらうことにしました。

というのも
じ様の医療費が毎月諭吉さん20枚前後というのは、
私にとって決して簡単なことではありません。

抗癌剤の間隔を少しあけて欲しいと先生に相談しました。
でも、癌細胞が騒ぎだすと太刀打ちできなくなるから。というお話でした。

そう言われると、間隔を延ばすことに決心がつきません。
でもこのままでは、じ様の治療が全てできなくなってしまいます。
これからじ様は、お爺ちゃんになっていくので
もっと病院にお世話になる回数は増えると思います。
だからこそ、治療を続ける為にも
抗癌治療を延期すると決断するのに勇気をもらいたかったのです。

そこで、違う先生の意見も聞かせてもらいました。

その先生の意見は・・・

(じ様を実際にみてないので)検査結果の数値だけで話す僕の意見は
まず、抗癌剤の間隔を延ばすということですが
もともとメラノーマは切除後に放射線治療が一番有効とされていて、抗癌剤に反応する確立は25%以下。
じ様はマージン切除もしてなく(上顎を取ってないこと)病巣は確実に残っているにも関わらずこの一年半もの間、再発・転移していないのであれば、僕であれば延期というより半年でやめている。 じ様のこの一年半は人間で言ったら、10年位に値する。
人間でも10年再発しなければもう治療はしないでしょ?
鼻血だって出始めたらまず止まらない。
普通メラノーマは抗癌剤で大人しくなるようなそんな相手ではない。
じ様の場合、余程抗癌剤に反応しやすいタイプのものだったのではないか。
副作用の少ない抗癌剤(カルボプラチン)とは言え、どんなお薬でも腎機能に影響してくる。 今のこの数値だったら、癌よりも腎不全で命を落とすほうがはやいかもしれない。



そんなお話でした。
じ様の先生とは、違う意見で衝撃的でしたがそんな考えもあるんだな。って思いました。
でも抗癌治療に間隔をあけるといことに少し勇気を持てたような気がします。

そうは言っても今のじ様が、こんなに元気なのは
もちろん今の先生の治療と判断のお陰だと思っています。
だからこそ、先生の考えとは違う抗癌剤を延期するということが、どこかで気になってしまうのです。

不安になったり、気持ちが揺れたり、どうしていいかわからない事が
時々私を襲ってきます。

by ji-mickey | 2008-02-16 21:44 | メラノーマ